びわ湖守山にて“ヨシ刈り”活動に参加しました
2009年1月10日、新年最初のCSR活動を実施しました。参加させていただいたのは、守山湖岸振興会が主催し、滋賀県守山市や地元NPO法人が共催した「ヨシ刈り」イベントです。
場所は、守山市今浜町のなぎさ公園付近一帯の湿地、約3000m2程のヨシ群生地。
当日は全国的に荒れた天気模様で、滋賀県でもみぞれ混じりの悪天候でしたが、午前9時の集合地にはなんと、150名を超えるボランティアの皆さんが集結しておられました。お聞きすると、多くは地元企業や住民の方々、開催は今回で8回目を数え、毎年実施なさっているとのこと、同県民として恐縮しきりでした。
早速、張り切ってヨシを刈り込み、どんどん進行していきます。鎌で刈ることは慣れているのですが、中腰の姿勢が辛い…しかし、地元の方々とは違い、こういう時しか参加しないのだからせめて活躍しなければ、と休まず続けました。ヨシ自体は、枯れて乾燥しているので刈ることは容易です。細い立ち枯れた竹をポキッと折る感覚ですが、その背丈がゆうに3mはあるので、束ねながら進行することがなかなか大変でした。ちなみにヨシは、関東ではアシといい、葦と書きます。“悪し”を忌み嫌い、“良し”としたそうですが、真意はわかりません。そして、環境保全に役立つ点は、ヨシの群落(群生)によって水質浄化が促進され(水辺の泥の堆積や窒素やリンを吸収する働き、湖岸の浸食を防ぐ等)、水鳥や小動物の生息地としても貴重な存在です。滋賀県では、平成4年に「滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例」を制定し、平成16年6月にはヨシ群落保全基本計画を取りまとめました。この条例は、全国的にも珍しいとのこと。同県は管理・保全だけでなく、植栽も実施し、平成4年には約130ヘクタールにまで減少したヨシ群落を増殖させ、平成22年までに、おおむね20ヘクタールのヨシ群落の再生等を目指すとしています。
フィールドに出ると、実感を持って環境政策や取組を理解出来ることが、もうひとつの成果です。この日は、多数の参加者の働きによって、午前10時30分には刈り取りを終了しました。作業終了後、地元NPO法人の方から、ヨシの新芽を見せていただきました。サンプルは、近くの川底から採取されたそうですが、地中には何mも茎や根が繁殖し、その先に新芽が出るそうです。もうすでに春の足音が水中のなかでは、始まっているのですね。新芽の生長を促し、維持保全に大切なヨシの刈り取りはこうした活動により支えられています。あらためて、地域の環境保全への取り組みに頭の下がる思いがしました。最後に、地元企業様より提供されたジュースをおいしく頂き、帰路に着きました。
関係者の皆様、ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。参加にあたって、関係者の方々に御礼申し上げるとともにご報告いたします。
![]() 滋賀県守山市湖岸 |
![]() 主催者の挨拶 「美崎公園」にて |
![]() 今回の刈り取りヨシ群落 |
![]() 雪帽子? |
![]() 一斉に刈り取りが始まった! |
![]() 刈ったヨシの高さは、 3mにも及ぶ |
![]() 再利用のために運搬される |
![]() 刈り取りが終わった 湿地一帯。 スッキリとした! |
![]() じっと手を見る…… |
![]() 終了後、ヨシについて学習 |
![]() 地中には、茎と根があり、 新芽が生えてくる!? |
![]() 県民の宝“マザーレイク” |











