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地域県有林にて“間伐・枝打”活動に参加しました。

2008年10月25日 滋賀県大津林業事務所が主催するびわ湖水源の森づくり活動の一環として、地域県有林“結いの森・藤尾”にて開催された県民協働プログラム“間伐・枝打体験”に参加させていただきました。
本プログラムは、滋賀県が推進する「琵琶湖森林づくり事業」のひとつであり、県は平成18年4月から「琵琶湖森林づくり県民税」を住民1人年額800円課税し、環境林整備事業・里山リニューアル事業・間伐材利用促進事業・大津の森の木で家を建てよう!プロジェクトなど従来の治山、振興事業とはべつに総額6億円を本事業に充てている。
地球温暖化防止対策には、森林経営や環境整備の行き届いた森林づくりが不可欠であり、特に、県土地利用率51%が森林を占める我が県にあっては、重要な政策となるだろう。さらには、水源かん養機能を考えると、琵琶湖を有する滋賀県にあってはますます重要視される。
http://www.pref.shiga.jp/d/mori/(滋賀県 ~森と人をつなぐ~)

当日、前日までグズついていた天気が回復し、陽光あふれる暖かい日となった。
参加者数19名と大津林業事務所の職員の方数名ともに現地に向かった。私の会社のある藤尾奥町の氏神様、藤尾神社の裏山である。神社には参拝に寄らせていただくが、裏山に足を踏み入れるのはこれがはじめてである。
早速、準備体操や趣旨説明のあと、山に分け入った。急斜面である。登山口ではないので、足場や登山道があるわけではない。前日までの雨もありぬかるんでいるが、むしろ、土壌の流出で山肌が荒れ、草木のない斜面は非常に歩きづらい。もともとは、私有林であったのを県に寄贈され県有林となったらしい。そのせいか、手入れが近年まで行われず、職員の方によると今回が久しいとのこと。よく見ると、あちこちに立ち枯れや腐敗した土壌が見受けられる。よく見聞する人工林の状態は、こういうことなのか!と愕然とした。薄暗い林間に、間伐のしるしが点在する。「この選別はどういう基準ですか?」と職員の方に尋ねると、基本的に劣勢木だという。つまり、幹や樹冠の状態で判断するとのこと。周辺木と比べて細い弱い木が選択される。人間も木も淘汰される宿命か?伐倒をすると意外に年輪がある。数えると15年生だ。15年かかって僅か10数センチ。ヒノキなどは成長が速いそうだが、それでもこの程度だ。悠に30年はかかるそうだ。やはり、森林吸収はそう簡単ではないと実感する。通常、針葉樹林(スギやヒノキ)で、植栽後15年位に最初の間伐をするそうだ。その後は5~10年周期で間伐し、枝打ちや下草の除草など手入れを定期的に行わないとこのような荒れた森となる。解説を訊き、ますます作業に力が入った。午前中に15数本間伐完了。
昼休憩を挟んで、夕刻までみっちり枝打ちと間伐をした。疲労困憊となった。伐倒された木は、山の入り口部に小さな架け橋を皆さんと作った。心ばかりの再利用だ。やや陰りだしたが、作業後の森には陽光が差し込んでいた。朝には無かった日の光だ。ひとまずの成果であろう。参加された皆さんの労をねぎらいたい。ご年配の方の中には、里山保全に尽力するグループがおられた。定期的に活動をなさっているとのこと。頭の下がる思いだ。市民の惜しみない努力が結実し県内の森林が健全化され、さらには日本、いや世界の温暖化防止に貢献することを願って止みません。わたしもその一人として尽力することを、心あらたにした日でありました。
参加にあたって、関係者の方々に御礼申し上げるとともにご報告いたします。
お疲れ様でした。


荒れた状態の“人工林”

陽光が入らず腐敗した根

間伐のしるしの劣勢木

伐倒の指導を受ける。

伐倒後の切り株

今回使用した手ノコ

15年生ヒノキでも僅か10cm
利用径級には30年はかかる。

林間作業には必需品

夕刻、30数本間伐・枝打
疲労困憊で帰り仕度。

作業後、陽光が差し込む。

大津林業事務所 山本所長の慰労のご挨拶
 
記念の品
 

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